【第3回】独自AI技術で企業のDXを支援、製薬業界を中心にシェアを広げ成長ステージに入った「ディビイ」

⽬標募集額 | 上限募集額 | 現在の申込金総額 |
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30,000,000円 | 80,000,000円 | 38,700,000円 |
【前回の募集からの進捗状況について】
・デモ用パッケージの活用により導入前の大掛かりな実証実験(以下PoC:Proof of Concept)が不要となり、営業活動の効率化やPoC受注や成約までの短縮化を実現しています。
・国内大手製薬メーカーのアステラス製薬株式会社に文書突合ソフトウェア「rodanius for Pharma」をライセンス購入いただくことが決定しています。現状、他大手・中堅製薬メーカー8社などのPoC受注や問い合わせの増加傾向が続いています。特に、他に類似ソリューションやサービスがないことから、「rodanius for Pharma」は製薬業界の文章突合ソリューションにおいてデファクトスタンダードになりつつあります。
・製薬業界のみならず、自動車業界や化学業界等に広がり、今後あらゆる業界への展開を目標にしています。
・コロナの蔓延により期初は受注までの時間を要しましたが、昨今のテレワークの普及、そして今年度からの企業側のDX投資の積極化もあり、受注は回復基調であると考えられます。
・コロナ等の外的要因を除けば、2022年3月期の売上計画は達成する見込みです。
■会社のミッション
・限られた人々のものであったデータ活用の「解放」に取り組みます。
■実現したい社会
・ITスキルを必要としないデータ活用環境を提供し、誰もがAIを活用することでビジネスシーンで高度なデータ活用をできる社会を実現します。
・企業に眠る多くの未活用な情報を貴重なデータとして再活用するソリューションを提供し、企業の発展に貢献します。
■提供するサービス
・文書突合ソフトウェア「rodanius for Pharma」
・ナレッジ検索ソフトウェア「rodanius for Knowledge / AIモコ」
・イノベーション連想検索ソフトウェア「rodanius for Innovation」
・ノーコードデータベース基盤開発ソフトウェア「PreRobo」
■将来の展開
・文書突合ソフトウェア「rodanius for Pharma」のソリューションを核としたAI自然言語処理によるコンプライアンス対応及び情報検索ソリューション製品をメインプロダクトとして、事業実績及び事業領域の拡大により、日本では少数のITテクノロジーカンパニーとして2025~2026年の新規株式公開(IPO)を目指します。
1.前回の募集からの進捗状況
営業活動の効率化と営業対象顧客の拡大を実現
2020年10月に上限募集額8,000万円を調達、2021年2月に1,990万円を調達、総額募集額9,990万円の資金調達に成功しています。
当初の計画のとおり調達資金は、追加開発資金・受託業務費用・人件費・短期借入金返済に活用しています。
前回からの進捗として、文書突合ソフトウェア「rodanius for pharma」が国内大手製薬メーカーのアステラス製薬株式会社で使用が開始されます。
主に文書間のQCチェック等が想定されており、このチェック作業は一般的に限られた時間とマンパワーが必要となります。文書突合ソフトウェア「rodanius for pharma」のソリューションの活用により、効率化や省人化と言った業務の負担軽減の実現を目指されています。今後、国内大手製薬メーカーのアステラス製薬株式会社の他部門での利用範囲の拡大が検討されています。
従来、大掛かりなPoCが前提となり大きなリソースを要していましたが、今般の製薬業界での導入実績と導入実例を前提としたデモ用パッケージの活用により、PoCの短縮化および不要化につながり、案件成約までのリードタイムが50%程度短縮をしています。
顧客トレンドの変化として、当初は大手製薬メーカーからの問い合わせであったものから、最近になり中堅製薬メーカーやOTC医薬品メーカー、ジェネリック製薬メーカーなどにすそ野が広がり、製薬業界での文書突合ソリューションにおいてデファクトスタンダードを目指せるものと考えています。
現在、PoCは田辺三菱製薬株式会社など3社が完了し、他にも5社の新規製薬メーカーから追加オファーがあり、事業拡大の傾向が続いています。
当面、他に競合製品がない差別化要因や主な顧客の製薬メーカーはテレワークに切り替えている環境変化要因からも、文書突合ソフトウェア「rodanius for pharma」が成約する見込みは高くなると考えられます。
足元ではコロナの蔓延により売上遅延があったものの、今後は鮮明に受注が回復基調にあります。これらにより2022年3月期の売上計画は今のところ達成見込みであります
2.株式会社ディビイ
誰もが手軽に運用できる画期的ソリューションを提供
昨今、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進と銘打ち、様々なシーンでAIを活用したシステムが使われはじめています。今後、データ活用はより領域を広げていくと思われます。
しかし、肝心のユーザーのスキルはまだまだ追いついておらず、特にビジネスシーンでは未だに旧来の属人的な方法に頼り、非効率的な業務を行っている状況が多く見受けられます。ソフトウェアによってできることは高度化しても、使いこなせるユーザーが限定されてしまう現状があります。また、多くの文書ファイルはデータとして活用できるほど整備されておらず、企業が未活用なデータが大量に眠っています。当社はそのような状況を打破し、「データを解放する」というミッションを掲げ設立されました。
当社は、従来整備できない若しくは活用し切れていないデータをより多くの方に活用していただくためのソフトウェア製品を開発しています。最先端技術を駆使し、自然言語処理を行う「rodanius framework」とデータベース作成・加工を行う「PreRobo」を柱に、革新的なソリューションを提供し、企業のDXを強力に支援します。
これからのデータ社会において、より精度が高く速度感のあるビジネスができる環境を多くの企業が公平に享受できるよう、手頃な価格で幅広く製品を提供してまいります。
3.解決すべき課題
ITスキルがなくても高度なデータ活用が可能に
日本ではDXに対する積極投資が続いていますが、新型コロナウイルス感染症の感染防止のためのリモートワークの増加にともない、その傾向は加速するとみられます。しかし一方で、企業の4割以上がデータの利活用に取り組んでいないという調査もあり、DXの推進は二極化しています(注①)。
DX推進の障壁となっている原因の1つに、IT人材の不足が挙げられます。2018年には22万人のIT人材が不足していましたが、2030年には45万人まで増加する可能性があります(注②)。特にナレッジ化にともなって必要とされるデータサイエンティストなど、高度なデータ活用を推進する人材の不足は、企業が積極的なデータ活用に踏み込めない一因となっています。
今後、企業のDXにおける課題は、より具体的で効果的なデータ活用に向かうことが想定されます。企業内のIT人材が不足する傾向にあるなか、DX推進の先にあるより高度なデータ活用に取り組むために求められるのは、ソフトウェアの「明快さ」と「簡便さ」です。当社のソリューションはまさにそれらを追求したものです。ITスキルを必要としないデータ活用環境を提供し、AIを活用することで、高度なデータ活用に対するスキル不足をカバーします。
4.サービス/商品詳細
AI自然言語解析エンジンとデータプラットフォームが企業のDXを推進
当社が開発した、データに合わせて自動でAIモデルを生成・チューニングする画期的なテクノロジー「rodanius framework」と「PreRobo」をベースに、4つの画期的なDXソリューションを提供します。
■コンプライアンス対応ソリューション
文書突合ソフトウェア「rodanius for Pharma」
文書間の高度な正誤判定を行うAIソリューションで、人間でも気づき難い齟齬も特定します。申請関連文書と原文書間などの微細な記載ミスの探索に最適で、異なる情報量や質の文書間でも正誤判定ができる、現在、独自技術の画期的なソリューションになります。
製薬業界など特に規制が多く、膨大な公的申請が必要となる業界に対応します 。現在、製薬業界において、原文書と申請文書間の齟齬チェックを行うことができるAIソリューションとなっています。
2022年度以降は製薬業界に留まらず、より多くの業界での公的申請と実態の齟齬防止や情報改竄防止ソリューションとして展開を予定しています。
■ナレッジマネジメント イノベーション検索ソリューション
ナレッジ検索ソフトウェア「rodanius for Knowledge」
従来のキーワード検索や全文検索システムでは不可能だった、自然文による質問の「意図」に最も近い情報をピンポイントに探索する、次世代型情報検索ソリューションです。検索対象の言葉が含まれていなくても、文脈を読み取り、データ検索をすることが可能です。チャットボットのようにシナリオを作成する必要もなく、業務効率を大幅に向上させます。
BPOベンダーやコールセンターのマニュアル検索、不動産の物件管理など、情報検索の機会が多い業界に最適となります。
イノベーション連想検索ソフトウェア「rodanius for Innovation」
研究部門や開発部門の技術や製品開発のスピードを大幅に加速させる、現時点で独自技術の画期的なソリューションとなります。様々な業界のメーカーの製品研究開発部門が調査する膨大な論文や特許情報の探索効率向上が業務環境改善や競争力向上につながります。検索対象論文を網羅的に解析し、情報を深耕・幅広・ジャンプ検索などが自由に行え、イノベーションの源泉となる情報にいち早く到達が可能となります。
■ノーコード lowコードデータ基盤開発ソリューション
ノーコードデータベース基盤開発ソフトウェア「PreRobo」
短期間で高度なデータ運用基盤やデータシミュレーション環境の構築が可能な、多目的なデータプラットフォームソフトウェアです。通常であれば開発が長期間にわたる高度なデータ統合やシステム連携を必要とするデータ環境の構築を、最短で行えるようになります。
さらに予測解析モデル自動構築ツール「Predictor」を組み合わせることで、データ基盤に予測解析環境を、簡単に追加構築することができます。
5.ビジネスモデル
サブスクリプションモデルで安定的に売上を確保
当社のサービスはサブスクリプション型モデルであり、月・年単位で契約を更新します。まずは以下のような収益モデルを想定しています。
■rodanius for Pharmaの販売価格形態は以下のとおり、基本ライセンス+オプションとなります。
■rodanius for Pharmaの販売先は、以下のとおり製薬業界においても企業規模、ビジネスモデルに応じて主に3パターンが想定されます。
「rodanius for Pharma」は、ユーザーの社内にシステムを構築するオンプレミス型モデルによって製品を提供しますが、「rodanius for Knowledge」「rodanius for innovation」「PreRobo」についてはそれに加えて、クラウドを経由したSaaS型モデルでの提供も進めています。当社のサービスはサブスクリプションであり、月・年単位で契約を更新します。まずは以下のような収益モデルを想定しています。
■「rodanius for Pharma」
スタンダードなサービスの導入コストは「年間ベースパッケージ576万円+各種オプション」の年間サブスクリプションで、現在のオプション展開では1社あたりおよそ700万円~2000万円/年ほどを想定しています。
既に様々な製薬メーカーより多くの機能追加のご要望をいただいております。今後はさらに多言語対応やその他オプション機能の追加によりアップセルを考えており、最大1社あたり5000万円/年のサブスクリプション契約を想定しています。
製薬業界の製造現場では、法令遵守に対する監視強化を目的に当局による抜き打ち査察が行われます。もし製造原文書に記載漏れなどが発覚し、製品を自主回収することになれば、5~10億円の損害が生じる可能性があります。それを防ぐために各社は3~6カ月に一度、すべての製造原文書と販売承認書の突合を目視で行っていますが、そのコストは年間5,000万~1億円にもなります(注)。当ソリューションは、そのコストや工数を大幅に削減します。
(注)製薬会社の実績データに基づき会社試算
■「rodanius for Innovation」
製品開発時の膨大な量の論文や特許情報の情報探索を効率化できる、あらゆるジャンルの年商100億円以上の製造メーカー(製薬メーカー、自動車メーカー、電気機器メーカー等)の研究開発部門へアプローチできる製品となります。業種や職種別に製品をチューニングする必要がほぼ無く、どの業種でも同一製品での展開が可能と想定されるため、複数業種などの展開を当初から展開することが可能となります。また販売に多くのスキルは必要としないため、営業代理店などのパートナー展開が容易であり、早期の他業種展開による拡販ができます。
大手製薬メーカーからも強い製品に対する要望があり、基本ライセンス製品の機能追加をすることで顧客対応を実現できると考えられます。
「1社あたり年間パッケージ約700万円〜1500万円」での年間サブスクリプションにより、多業種への展開及びSaaS型モデル展開にて拡販します。
■「PreRobo」
5CALパッケージで年間360万円を想定しています。1カ月あたり1CAL 6万円の計算となります。この製品については既に大手通信事業者にて社内のシステムより出力されるデータ群の様々な分析のためのデータプラットフォームとして活用されており、製薬業界でも分析データのプラットフォームとして注目されているため、オンプレミス型モデルやSaaS型モデルでの展開で、社内に散らばる様々なデータの結合や集計、データレポジトリとして活用を推進します。
6.競争優位性
通信キャリアなどの研究プロジェクトに参加してきた経験によるノウハウと技術力で特許を取得
■大手企業が積極的に利用を推進
「rodanius for Pharma」は、大手製薬メーカーのアステラス製薬株式会社でライセンス購入され、現在複数の大手製薬メーカーの実証実験(PoC)(注)を実施しており、導入の準備を進めている段階になっています。法令改正などでよりコンプライアンス対応が厳しくなった製薬業界での当ソリューションへの期待は大きく、多くの大手製薬メーカーへのヒアリングが終了しており、他に類似製品やソリューションがないため今後多数の導入が見込まれます。
また、「rodanius for Knowledge」は大手ビル管理企業への導入が完了しており、すでに運用を開始しています。また、コールセンター大手企業のPoCが終了し、2022年から本格的なOEM製品開発プロジェクトを予定しています。
(注)実証実験(PoC):アイデアの実現可能性を示すためのデモンストレーション
■特許の取得
RDBスキーマ構築における正規化設計を全自動で行うアルゴリズム及びシステムについて、特許を取得しています(特許第6244521号)。
「PreRobo」のデータ構造正規化アルゴリズムとして実装しています。
「rodanius framework」についても、検索技術や自動チューニング技術の特許取得に向け、大手特許事務所と準備を進め、重要な事業戦略の一つとして取り組む予定となっています。
■創業メンバーのバックグランド
創業のコアメンバーは当社設立前、主にマーケティングテックを中心とした革新的な技術者が中心となります。高度な自然言語処理エンジンや複雑ネットワーク解析・ビジュアライズフレームワークなどの基盤を開発し、大手広告代理店や通信キャリアの多くのプロジェクトに参加していました。その時に培った高いノウハウと技術力、豊富な人脈とネットワークが当社の有形無形の財産となっています。
7.成長ストーリー
製薬・自動車・化学業界等から製品を普及させ2025〜2026年のIPOを目指す
対話AIソリューションにおける自然言語処理系の市場規模は、2018年度の40.2億円から2023年には360億円に急拡大する見込みです。この有望な市場に対し、まずは製薬業界をターゲットに「rodanius for Pharma」の販売を進めます。昨年度から市場での検証により、2021年3月期にβ版パッケージを完成し、本格的に販売を開始したことで、多くの問い合わせと受注をいただき、順調に販売を開始しております。また「PreRobo」についても販売を開始し、大手通信事業者の社内データ分析用レポジトリとして採用され、その他の活用も広まりつつあります。
2023年3月期からは、既存の販売代理店やパートナーだけでなく、より販売体制を強化し、また社内の営業体制を強化するとともに、市場での認知向上のためのプロモーションを強化します。
製薬業界だけでなく、自動車や化学など幅広い製造業にもコンプライアンス対応ソリューションとして文書突合ソフトウェアを他業種に広げ、画期的ソリューションとして、自然言語処理分野での絶対的地位を築いてまいります。
8.経営陣紹介
代表取締役/髙橋成典
1999年 株式会社ネクストソリューションズ 取締役副社長
2003年 株式会社クリプトワンソフト(現株式会社Qript)取締役就任
2008年 株式会社Forest Line Japan設立参加、取締役就任
2008年 Xarts株式会社取締役就任
2010年 株式会社ONTROXを設立、代表取締役就任
2014年 株式会社ONTROXを後進に譲る
2015年 株式会社ディビイ設立、代表取締役就任
9.ディビイ社への期待
株式会社電通国際情報サービス
Xイノベーション本部 XI推進部 玉淵章夫様
「Rodanius for Pharma」は、従来熟練者にしかできなかった文書の点検業務を自動化することで、企業の文書点検の精度向上や作業効率の向上、そして属人性の排除といった効果が得られます。
また、このような文書点検業務は従来紙で行っていましたが、コロナ禍によりオンライン化のニーズが増えています。
このようにrodanius for pharmaは高齢化による熟練者の減少やアフターコロナといった時代に適合したソリューションと言えます。
この文書間で「類似するパラグラフを探し」、「間違いを発見する」という技術的に相反する処理を両立できたのは、ディビイ社の非常に高度な自然言語処理技術によるものと考えています。
製薬業界で行った実証実験では非常に高い精度で文書の誤りを検出でき、その結果は高く評価いただいています。国内大手製薬メーカーでの本格的な運営も始まり、今後事業が拡大していくものと期待しております。
10.VC等からの出資
VCからの出資総額は2.4億円
その他ベンチャーキャピタル等
11.メディア掲載・受賞歴
■受賞歴
「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン 2019」関西大会で特別賞受賞(2019年10月15日)
EYが主催する「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン 2019」のChallenging Sprit部門・関西地区大会アワードで、代表の髙橋が特別賞を受賞しました。EYが1986年に創設した同イベントは約60カ国で開催。新たな事業領域に挑戦するアントレプレナーの努力と功績をたたえる国際的な表彰制度です。
バイエル薬品主催「G4A Tokyo 2019」で採択(2019年10月28日)
バイエル薬品が主催するオープンイノベーション「G4A Tokyo 2019」の「製剤設計の効率化」分野において、「PreRobo Predictor」による製剤設計効率化ソリューションが採択されました。
■メディア掲載
BIGLOBEニュース「トランスコスモス、製薬業界における製造原文書と申請文書の間にある微細な齟齬を自然言語技術で検知する技術を保有するディビイとパートナーシップを締結」
ビジネス現場でのデータ分析・AI活用における業務効率の向上を実現する、データマネジメント・プレパレーションソフトウェア『DataMatix』の販売を開始
※「DataMatix」は現在の「PreRobo」です。
12.投資家の皆様へ
一昨年より始まったコロナ禍の影響を受け、昨年度は多くの企業が停滞状況に陥りました。
私たちもこの流れに呑まれ、非常に苦しい状況を余儀なくされました。
2021年に入ってからも前半の状況は芳しくありませんでしたが、後半に入り徐々に企業が昨年滞った業績を改善すべく取組みを開始し始めています。DX投資についても、今後の業績を恒常的に上昇させるため、社内の効率化を推進するためにも必須と捉え、徐々に企業が投資するようになり始めました。
今年度の後半に入り、弊社に対するお問い合わせも増加し、特に製薬メーカー向けのソリューションについては未だ競合製品の存在がない状況にあり、また近年のコンプライアンスの厳格化も重なり、多くの製薬企業様より問い合わせを頂き、具体的な案件の成立、そしてライセンスの成約に結びついております。
確かな手応えと成功への道筋がはっきり見えてきております。
これもひとえに、弊社が苦しい状況の中、多くの投資家の方々に支えて頂けた結果と大変感謝しております。
この状況をチャンスと捉え、ここで大きく前進するためにも優れた人材の調達・製品の開発や販売の強化等の施策を講じていく所存です。
再び投資家の皆様にご支援を頂ければ大変幸甚でございます。
13.株主優待制度について
■株主優待制度の目的
本クラウドファンディングにご投資いただいた方のご支援に感謝するとともに、当社株式の魅力を高め、株主の皆様に当社事業のご理解を深めていただくことを目的といたします。
■株主優待制度の内容
(1)対象となる方
本クラウドファンディングにご投資いただき、毎年3月末日現在の当社株主名簿に記載又は記録された株主様を対象といたします。
(2)株主優待の内容
株数(投資金額)に関わらずAmazonギフト券1,000円分を贈呈いたします。
(3)株主優待の時期
毎年6月以降の発送を予定しています。
14.エンジェル税制の適用について
本プロジェクトへの投資については、エンジェル税制優遇措置Bの適用が確認されています。エンジェル税制優遇措置Bは、ベンチャー企業への投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できるというものです。なお控除対象となる投資額の上限はありません。 その他エンジェル税制についての詳細はこちらをご覧ください。
プロジェクト名 | 【第3回】独自AI技術で企業のDXを支援、製薬業界を中心にシェアを広げ成長ステージに入った「ディビイ」 |
目標募集額/株数 | 30,000,000円/600株 |
上限募集額/株数 | 30,000,000円/1,600株 |
募集価格 | 1株当たり50,000円 |
申込単位 | 2株 |
最低申込金額/株数 | 100,000円/2株 |
上限申込金額/株数 | 500,000円/10株 |
申込期間 | 2021年12月23日(木)18:00 ~ 2021年12月29日(水)23:59 |
申込方法 | ・当社ウェブサイト上の募集案件の申込みページからお申し込みください。 ・最低申込株数は、2株となっておりますので、2株以上その整数倍でお申し込みください(お申込ができる株数は、2株、4株、6株、8株、10株のいずれかとなります)。 ・申込日から起算して3営業日以内に当社の指定口座へご入金ください。お振り込みにかかる手数料は申込者のご負担となります。 ・申込日から起算して3営業日目の23時59分までにご入金が確認できない場合は、申込みは失効の扱いとなります。 |
資金使途 | (目標募集額に到達した場合) 調達した資金は、①追加開発費(外注にかかるもの)に1,800万円、②人件費に540万円、③当社への手数料に660万円を充当する予定です。 (目標募集額を超え、上限募集額に到達した場合) 調達した資金は、①追加開発費(外注にかかるもの)に1,800万千円、②人件費に540万円、③当社への手数料に1,760万円を充当する予定です。目標募集額との差額3,900万円は、追加開発費(外注にかかるもの)に3,200万円、人件費に700万円を充当する方針です。なお、支払時期が決定するまで、発行者の預金口座にて適切に管理します。当社は、発行者に対し、募集後四半期に1回以上の情報開示を義務付けており、その情報開示において、調達した資金の使途状況についても当社が確認したうえで開示することになっており、未だ使われていない資金についても管理状況を確認して開示します。 (目標募集額を超え、上限募集額未達の場合) 調達した資金は、①追加開発費(外注にかかるもの)に1,800万円、②人件費に540万円、③当社への手数料(申込金額の総額の22%相当額)に充当する予定です。残額は、追加開発費(外注にかかるもの)および人件費に充当する方針です。なお、支払時期が決定するまで、発行者の預金口座にて適切に管理します。当社が行う資金使途にかかる情報開示および残額の管理状況の確認、開示につきましては、上記(目標募集額を超え、上限募集額に到達した場合)と同様です。 |
申込の受付 | ・申込みの受付けは、先着順となります。 ・申込株数を変更することはできませんので、ご注意ください。 ・申込株数を減少したい場合は、一度申込の撤回をしたうえで、再度、ご希望の株数(2株単位)をお申し込みください。なお、この場合は、新たな申込みとなりますので、申込順位が劣後することがあります。 ・申込株数を増加したい場合は、増加を希望する株数(2株単位)について、新たにお申し込みください。なお、この場合も、増加を希望する株数は、新たな申込みとなりますので、申込順位が劣後することがあります。 |
キャンセル待ち | ・申込金額の総額が上限募集額に到達した場合、当該時点以降キャンセル待ちの申込みを受け付けます。 ・キャンセルが出た場合は、キャンセル待ち申込者に対して先着順により申込株数を確定させます。なお、確定した申込株数は希望申込株数に満たないことがあります。 ・申込株数の確定結果は、当該キャンセル待ち申込者に電子メールで個別にご連絡します。 |
申込の撤回 | ・申込日から起算して8日以内であれば、申込みの撤回を行うことが出来ます。 ・キャンセル待ち申込みについても、キャンセル待ち申込日から起算して8日以内であれば、申込みの撤回を行うことが出来ます。 ・申込株数の一部の撤回は、出来ませんので、ご注意ください。上記申込の受付をご参照ください。 |
案件成立/不成立 | ・申込金額の総額が目標募集額を上回った場合は、案件成立となり、下回った場合は、案件不成立となります。 ・申込金額の総額が目標募集額を上回った場合は、申込期間中、上限募集額に到達するまで申込みを受け付けますが、上限募集額を超えて株式の発行は行いません。 |
(フリガナ) 会社名 |
(ディビイ) 株式会社ディビイ |
本社住所 | 大阪府大阪市北区角田町1番12号阪急ファイブアネックスビル |
URL | https://d-be.co.jp/ |
代表者名(フリガナ) | 髙橋成典(タカハシ シゲノリ) |
設立年月 | 2015年5月29日 |
決算期 | 3月 |
事業内容 |
データベース操作環境ソフトウェアの開発販売 データベース操作環境クラウドサービスの提供 データベース及びデータ操作関連システムの構築 |
資本金 | 2億5,691万2,500円 |
発行済株式数 | 20,118株 |
主要株主 |
ハック大阪投資事業有限責任組合 21.3% 髙橋成典 15.9% Lynn.R.Yamashita 11.7% 有田一樹 11.6% 株式投資型クラウドファンディング個人投資家 9.9% その他 29.6% |
氏名(フリガナ) | 髙橋成典(タカハシ シゲノリ) |
生年月日 | 1972年5月19日 |
最終学歴 |
1989年 大学入学資格検定(大検)取得 |
主な経歴 |
1999年 株式会社ネクストソリューションズ 取締役副社長 2003年 株式会社クリプトワンソフト(現 株式会社Qript)取締役就任 2008年 株式会社Forest Line Japan設立参加 取締役就任 2008年 Xarts株式会社 取締役就任 2010年 株式会社ONTROX設立 代表取締役就任 2014年 株式会社ONTROXを後進に譲る 2015年 株式会社ディビイ設立 代表取締役就任 |
受賞履歴 |
・「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン 2019」関西大会で特別賞受賞
・バイエル薬品主催「G4A Tokyo 2019」で採択 |